「まだまだ気持ちは若いままなのに…」
50歳を過ぎた頃から、そう思いながらも少しずつ体力の衰えを感じ始める。若い頃のように無理が効かなくなり、ふと「人生もここからは下り坂なのかな」なんて寂しさを感じてしまう…。

あなたにも、そんな経験はありませんか?

しかし、人生100年時代と言われる今、65歳で定年を迎えても、まだ30年以上の長い時間が待っています。年金だけで、本当に豊かな生活が送れるでしょうか?何より、誰かの世話になるだけの長い時間を、果たして私たちは「生きがい」を持って過ごせるのでしょうか?

これは、私が実際に50代で直面した、リアルな葛藤です。そして、その葛藤の末に見つけ出した「辛い下り坂」を「希望に満ちた新たな上り坂」に変える思考法について、今日はお話ししたいと思います。

絶望の淵で思い出した「社長の言葉」

「俺の人生、この先どうなるんだ…」

体力には自信がなくなり、今さら特別なスキルや資格もない。再就職しようにも、年齢の壁はあまりにも高い。国に支えられるだけの人生なんてつまらない、というプライドだけはあっても、現実はあまりにも厳しい。

なんの取り柄もない自分が、これから何かを始めるなんて、それは想像を絶するほど辛く厳しい「茨の道」に違いない。

八方塞がりで、そう思ってうなだれていた時です。ふと、脳裏に二つの言葉が雷のように蘇ってきました。

一つは、「そもそも自分は挑戦者(チャレンジャー)ではないか!」という、自分自身の心の声。
そしてもう一つが、新入社員の時に社長に言われた、「自分の仕事は、自分で作れ!」という言葉でした。

そうだ。誰も雇ってくれないのなら、自分で自分の仕事を作ればいい。挑戦を止めてしまったら、それこそ本当に何も無くなってしまうじゃないか。

20年間の試行錯誤 – 私のテクノロジー格闘史

そう決意したものの、私とテクノロジーの付き合いは、お世辞にも順風満帆とは言えませんでした。

  • 出会い:パソコンは競馬のネット購入マシンだった。会社でWordやExcelに悪戦苦闘。
  • 憧れ:「この電気の箱で稼いでいる人がいる」と知るも、自分には無理だと諦める。
  • 挫折:ホームページ作成の通信教育を受けるも、プログラムとの相性が悪く途中で断念。
  • 転機:文字を打つだけでHPが作れるソフトが登場し、夢中で没頭する。
  • 現在:WordPressの登場で再び勉強し直し、足掛け20年、サイト作りを続けている。

この20年で学んだのは、「人が困っていること」を解決するために、誰かが便利なツールやサービスを生み出し、それが「仕事」になる、という事実でした。

時代は変わった。最強の武器「AI」を手に入れる

私がホームページ作成に挫折した頃は、学ぶための情報も限られていました。しかし、今はどうでしょう?

勉強はYouTubeで無料でできます。
使いやすいソフトやテンプレートは、探せばいくらでもあります。

そして何より、私たちには「AI」という、とてつもなく力強い相棒がいます。

わからないことがあれば、AIに相談すればいい。ChatGPTやGeminiは、まるで優秀な家庭教師のように、丁寧で、分かりやすく、しかも親切に教えてくれます。知識がゼロでも、「やりたいこと」を実現するための道筋まで一緒に考えてくれるのです。

現に、今あなたが読んでくださっているこのブログも、AIと相談しながら構成を考え、文章を磨き上げています。

「辛い上り坂」を「楽しい上り坂」に変える、たった一つの考え方

「そうは言っても、新しいことを学ぶのはやっぱり大変だ」と感じますか?その通りです。それは間違いなく「上り坂」です。

しかし、その坂の捉え方を、少しだけ変えてみませんか?

誰かに「あの坂を登れ!」と命令されたら、それは辛い苦行です。
しかし、「あの坂の頂上には、誰も見たことがない美しい花が咲いているらしい」と信じて、自分の意志で登るならどうでしょう?

その苦しみは、きっと「ワクワクする楽しみ」に変わるはずです。

セカンドステージの学びとは、まさにこれです。誰のためでもない、自分だけの「美しい花」を見つけるための、楽しい冒険なのです。

そしてその花を見つけたときは、誰かに教えてあげてください。それは必ずあなたのbusinessに変わりますよ。

結論:私の新たな挑戦

インターネットとAIのおかげで、私はブログを書くことができるようになりました。そして今、20年前に一度挫折した「プログラミング」に、もう一度挑戦してみたいと思っています。

自分専用の便利なアプリを作ってみたい。「こんなアプリが欲しい」と誰かに言われたら、それを作ってあげられるようになりたい。それが、今の私にとっての「頂上の花」です。

50歳からの人生は、下り坂ではありません。
経験という名の装備と、AIという最強の武器を手に入れた私たちが、これから挑む「新たな上り坂」です。

あなたも一緒に、自分だけの頂上を目指す、楽しい冒険を始めませんか?