話を組み立てる簡単な方法

興味を引く話し方

　話すことはコミュニケーションをとる方法のひとつです。
　ちょっとした話し方の差があるだけで結果が違っていることに気付いてますか？
　会話の上手い下手は仕事だけではなく日常生活にも大きく影響しますので上手いに越したことはないと思いませんか！

話し方にもルールが存在する

あぁ～もう少し上手に話しすことができればなぁ～
なんて思ったことはありませんか？

私は、話し方にはルールが存在していると思います。

１．結論から話す

相手に頼み事をするときは、遠回しに話をするよりもど真ん中に直球を投げたほうがいいときがあります。
お金を借りたいときなどの頼み事をするときは遠回りに話を組み立てるよりもストレートに「お金を貸してください！」と頼んだら大体は「どうしたの？」「何に使うの？」と理由を聞いてくれるのでそれから理由を説明するほうが貸してくれる確率は高くなるのではないでしょうか？

お金を貸して欲しいときに理由から説明すると相手の気持は「結局そこかぁ～」なんて気持ちになることが多くまとまらないケースが多いです。

２．理由から話す

そしてふたつ目はその逆で、
これからの方針を決めたりするときは、いきなり結論から話をすると「何を馬鹿なことを言っているんだ！」ということになります。
例えば、将来の夢は野球の選手になりたい！ということを誰かに話して協力を得たいときは、自分の能力を分析して夢を語りその夢を実現するために今何が必要であるかということに共感を得てその結果自分の目的を達成するためには野球の選手になる必要がある！と結論付ければ応援してくれるのではないでしょうか？

ちょっとしたことですがこれだけでも結果が変わってくるということは、話を聞く人の心理をしっかりと考えて話を組み立てて話さないと自分の思うようにならないと考えられます。

説得に話術は必要か？

私達が、噺家さんになったり超一流のトップセールスマンを目指すなら話術は必要になるでしょう！

しかし普段の生活や一般的な社会生活において話術と言うほどのものは必要ないと考えます。

ただし聞く手側にとって聞きやすい話し方をする必要はあります。

キチッと組み立てて話す習慣を身に着けておけば最強の武器になることは間違いないと考えます。

話の組み立てにPASONAの法則を使おう

PASONAの法則とは、マーケターの神田昌典氏が提唱している法則で、製品/サービスの紹介やセールスで効果的なマーケティングノウハウです。
私は、元々ホームページで広告を扱うアフィリエイトの仕事をしていたので、マーケットには非常に興味があり勉強しました。

PASONAの法則は文章を書くときの構成の方法なのですが、私は会話するときにもPASONAの法則を応用したり端折ったりしながら使っています。
便利だしけっこうな効果も期待できるのでおすすめですよ！

PASONAの法則とは

文章は　起承転結で書けとか　５W1Hで書けと言われたことがありませんか？
私も新入社員のときに５W1Hを習いました。

PASONAの法則は、この５W1Hを完全に網羅したマーケット手法と言われています。

具体的にどう書けばいいの？

PASONAの法則とは具体的に

Problem（問題）悩み、不安、不平、不満を示して問題提起をする

Affinity（親近感）同じ境遇を共感しながら描写する

Solution（解決策）問題解決策として商品とその機能などを紹介する

Narrowing Down（絞込）ターゲットや期間を限定する

Action（行動）行動を促す

という形で文章を構成していく雛形のようなものと考えれば理解しやすいかもわかりませんね！

文章を書く時も会話を組み立てる時も同じスタイルにしておけば間違いが起こりにくく方向性がブレにくいので使ってみるといいと思います。

　話し方の組み立て方で結果が左右するとすれば少しだけ勉強してみるのもいいかと思いますがいかがですか？

話し方は人間関係構築の基本

最近はスマホの普及により文字でやり取りすることも多くあります。

チャットで使うような短文を除き読み手が話の内容を理解して気持ちにや意識に残るような会話や文章を作っていると間違いなくあなたの信頼度は増します。

こうなると相手はあなたが好きになり、やがてファンに育っていきます。

ビジネスの場合だと、商談がスムーズに行き始めます。

また家庭生活においても、ギクシャクすることはなくなるでしょう。

話し方だけで大きな差が出るのであればやらない手はありません。

いち早く始めて大きな成果を出してくださいね！